「看護師はすっぴんでいいの?」「どこまでメイクしていいの?」と悩んだことはありませんか?医療現場では清潔感が重視されるため、華やかなメイクは避ける必要がありますが、すっぴんが良いというわけでもありません。
患者さんに安心感を与え、自分自身の気持ちも上げてくれるのがナチュラルメイクです。この記事では、看護師の職場におけるメイク規定の基本から、崩れにくいナチュラルメイクの方法、おすすめのコスメまで詳しく紹介していきます。

看護師のメイク規定の基本
多くの医療機関で共通するルール
職場ごとに細かな規定は異なりますが、「清潔感があること」「患者さんに不快感を与えないこと」が共通の基本方針です。具体的には以下のような傾向があります。
- ナチュラルメイクが推奨される(ノーメイクは清潔感に欠けると見られることも)
- 濃いアイメイクや派手なリップカラーはNG
- 大粒のラメやグリッターは控える
- 香りの強い化粧品は使用しない
- つけまつげは衛生面から禁止される場合が多い
すっぴんはNGなの?
意外に思われるかもしれませんが、すっぴんを好ましくないと考える職場もあります。患者さんに「疲れている」「体調が悪そう」という印象を与えてしまう可能性があるためです。最低限のベースメイクとリップくらいは身だしなみとして推奨されることが多いです。
まずは自分の職場の身だしなみ規定を確認しましょう。クリニックと病棟、手術室などでルールが異なる場合もあります。
看護師向けナチュラルメイクの基本手順
ベースメイク:崩れにくさが最優先
長時間の勤務やマスク着用に耐えるベースメイクが重要です。
- スキンケア:洗顔後にしっかり保湿し、肌を整える
- 化粧下地:皮脂崩れ防止タイプを選ぶと、日中のテカリを抑えられる
- ファンデーション:リキッドタイプかクリームタイプを薄く塗る。厚塗りは崩れの原因に
- フェイスパウダー:Tゾーンを中心に軽くのせて仕上げる
「薄く均一に」がベースメイクのコツです。ファンデーションは少量をスポンジで丁寧に伸ばし、カバーしたい部分にはコンシーラーを使いましょう。下地は皮脂崩れ防止をうたったタイプが選ばれています。
アイメイク:ブラウン系で上品に
アイシャドウはベージュやブラウン系の肌なじみの良い色を選びましょう。アイホール全体にふわっと乗せるだけで、目元に立体感が出ます。
- アイラインはまつげの隙間を埋める程度に細く引く
- マスカラは1度塗りでさりげなく(ダマにならないように注意)
- 大粒ラメやカラーマスカラは避ける

チーク:血色感をプラス
マスクをしていても頬骨の高い位置にほんのりとチークを入れておくと、マスクを外した瞬間に健康的な印象を与えられます。コーラルピンクやピーチ系の色が自然な仕上がりになります。
リップ:ツヤ感のある自然な色味を
リップはベージュピンクやコーラル系など、肌に馴染む自然な色味を選びましょう。マスク着用時はティントタイプやリップスティックなど色落ちしにくいものがおすすめです。グロスは落ちやすくマスクにつきやすいため、単体での使用は避けた方が良いでしょう。
眉毛:顔の印象を左右する重要パーツ
眉毛は顔全体の印象を大きく左右します。自眉に沿って自然に描き足すのが基本。パウダータイプやペンシルタイプで、髪色に近い色を選びましょう。
夜勤でも崩れないメイクのコツ
下地選びが命
夜勤は12時間以上の勤務になることも。崩れにくいメイクのカギは、皮脂コントロール効果のある化粧下地を使うことです。
ミスト化粧水で途中リフレッシュ
休憩時間にミスト化粧水を顔に軽く吹きかけ、ティッシュで軽く押さえてからパウダーを重ねると、メイク直しが短時間で完了します。
ポーチに入れておきたいお直しアイテム
- フェイスパウダー(プレストタイプがコンパクトで便利)
- あぶらとり紙またはティッシュ
- リップ(落ちにくいティントタイプ)
- ミスト化粧水
- 綿棒(アイメイクの崩れ補正用)
このなかで持っていない方が多いのがミスト化粧水です。小さめのボトルならポーチに入れても邪魔になりません。

部署別のメイクポイント
病棟勤務
患者さんとの距離が近いため、香りの強い化粧品は控えましょう。汗をかきやすい環境なので、ウォータープルーフタイプのマスカラやアイライナーが便利です。
手術室(オペ室)
キャップとマスクで顔の大部分が隠れるため、メイクは最小限になることが多いです。ただし、眉毛とベースメイクは整えておくのがマナーです。
外来・クリニック
患者さんの受付対応も含めて「顔」となる存在のため、きちんとしたナチュラルメイクが求められます。第一印象を大切にする意識を持ちましょう。
忙しい朝でもできる時短メイクテクニック
5分で完成する最低限メイク
早番や夜勤入りの朝は時間との戦いです。5分で仕上げるなら、以下の手順で最低限のメイクが完成します。
- BBクリームまたはCCクリーム:日焼け止め・下地・ファンデーションが1本で完結
- 眉毛:パウダーで軽く整える
- リップ:色付きリップバームを1塗り
この3ステップだけでも、すっぴんとは明らかに違う清潔感のある印象になります。時間に余裕があれば、チークとアイシャドウを追加しましょう。
時短メイクのコツ
時短メイクのコツは「アイテムを絞ること」です。1つで複数の役割を果たす「多機能コスメ」を活用すれば、使うアイテム数が減り、工程も短縮されます。例えば、チークとリップ兼用のクリームタイプや、アイブロウとアイライナー一体型のペンシルなどが便利です。
肌荒れしやすい看護師のスキンケア
マスクによる肌トラブル対策
長時間マスクを着用する看護師にとって、マスクによる摩擦や蒸れは肌荒れの大きな原因です。対策としては以下が効果的です。
- マスクの内側にガーゼを挟んで摩擦を軽減する
- こまめにマスクを交換して蒸れを防ぐ
- 帰宅後はすぐにクレンジングして肌を清潔に保つ
- 保湿力の高い化粧水や乳液で肌のバリア機能を回復させる
手洗い・消毒で荒れやすい手肌のケア
看護師は1日に何十回も手洗いとアルコール消毒をするため、手荒れに悩む方も多いです。業務中でもこまめにハンドクリームを塗る習慣をつけましょう。無香料・低刺激タイプのものがおすすめです。就寝前にワセリンを塗って手袋をする「ナイトケア」も効果的です。
メイクに関する職場でのコミュニケーション
先輩のメイクを参考にする
入職したてで「どこまでメイクしていいかわからない」というときは、先輩看護師のメイクを観察するのが一番の参考になります。職場の暗黙のラインを把握するためにも、周囲を見て合わせるのが安心です。
指摘されたときの対応
万が一メイクについて注意を受けた場合は、素直に受け入れて修正しましょう。「すみません、次から気をつけます」と対応すれば問題ありません。職場のルールは守りつつ、許容範囲の中でおしゃれを楽しむのがベストです。
看護師メイクに関するQ&A
Q. カラーコンタクトは使っていい?
自然な色味(ブラウンやダークブラウン)のサークルレンズであれば許容されることもありますが、職場の規定を確認しましょう。派手な色やデザインのものは避けた方が無難です。
Q. まつエク(まつげエクステ)はOK?
ナチュラルな本数・長さであれば問題ないとする職場が多いです。ただし、衛生面を理由にNGとしている病院もあるため、事前に確認しましょう。
Q. 日焼け止めだけではダメ?
日焼け止めだけでもベースメイクとしての機能は果たせますが、顔色が悪く見えることがあります。色付きの日焼け止め(BBクリームなど)を選べば、ベースメイクと日焼け対策を同時にこなせます。
Q. メイクを褒められたらどう返す?
患者さんや同僚にメイクを褒められたら「ありがとうございます」と素直に受け取りましょう。特に患者さんからの「いつもきれいですね」という言葉は、清潔感のある印象を持ってもらえている証拠です。ナチュラルメイクのモチベーションにもなります。
まとめ
看護師のメイクは「清潔感」と「崩れにくさ」の2つが最重要ポイントです。ブラウン系のアイシャドウ、ベージュピンクのリップ、皮脂崩れ防止の下地を基本にすれば、誰でも好印象なナチュラルメイクが完成します。
年代別のメイクアドバイス
20代看護師のメイク
20代は肌のコンディションが良い方が多いため、ベースメイクは薄めで十分です。BBクリーム1本で仕上げて、アイメイクやリップに少しだけ色を入れるくらいが好バランスです。若い世代に人気のカラーマスカラや個性的なアイシャドウは、プライベートで楽しみましょう。
30代看護師のメイク
30代になると、くすみやシミが気になり始める方もいます。コンシーラーを部分的に使い、カバーしつつもナチュラルに見せるテクニックが役立ちます。ファンデーションはセミマットな仕上がりのものを選ぶと、程よいカバー力と自然さを両立できます。
40代以降の看護師のメイク
40代以降は乾燥が目立ちやすくなるため、保湿力の高い下地やクリームファンデーションがおすすめです。パウダーの使いすぎは乾燥ジワが目立つ原因になるため、Tゾーンだけに軽くのせるのがコツです。リップは適度なツヤ感があるものを選ぶと、顔全体が明るく見えます。
夜勤や長時間勤務でもメイクを持続させるために、ミスト化粧水やプレストパウダーなどのお直しアイテムを活用しましょう。まずは自分の職場の規定を確認し、それに合わせた清潔感のあるメイクを心がけてみてください。

参考リンク:



