この記事を書いた人
看護師歴10年、総合病院→クリニックへの転職経験あり
転職に失敗した話、正直にするね
3回転職して、今は満足できる職場にいる。でも最初からうまくいったわけじゃない。1回目の転職は完全に失敗だった。入って3ヶ月で「辞めたい」って思ったし、実際に1年で再転職してる。
私の失敗体験を知ってもらうことで、同じミスをする看護師さんが一人でも減ったらいいなと思って、ちょっと恥ずかしいけど赤裸々に話すね。
失敗1:情報収集を怠った
何が起きたか
総合病院の病棟で人間関係に疲れて、「とにかく今の職場を離れたい」一心でハローワークに駆け込んだ。担当者に勧められた病院に見学もせず応募して、面接1回で採用。「やった、脱出できる!」って喜んだのも束の間。
入ってみたら、前の職場よりひどい状況だった。残業は毎日2時間以上、サービス残業は当たり前、教育体制ゼロ。先輩に質問すると「そんなことも知らないの?」って言われる環境。
なぜ失敗したか
完全に情報不足。その病院の離職率、残業の実態、スタッフの雰囲気、教育体制。何も調べずに飛び込んでしまった。ハローワークの担当者は看護業界に詳しくなかったから、内部情報を教えてもらえるわけもなく。
教訓
転職サイトのアドバイザーなら、その病院の離職率や人間関係、残業の実態を教えてくれることがある。見学も絶対に行くべき。15分の見学でも、スタッフの表情や雰囲気はわかる。情報を集めすぎて困ることはないけど、情報が足りなくて困ることは山ほどある。
失敗2:条件を妥協しすぎた
何が起きたか
2回目の転職で訪問看護ステーションに入った。これ自体は良い選択だったんだけど、給与交渉を一切しなかったのが失敗。提示された条件をそのまま受け入れて入職した。
入ってから同じタイミングで入った同僚と話したら、なんと年収30万も違うことが判明。その同僚は転職サイトのアドバイザーに交渉してもらったらしい。全く同じ経験年数、同じ業務内容で30万差。悔しかった。
なぜ失敗したか
「採用してもらえるだけでありがたい」って思ってしまった。看護師は売り手市場なのに、自分を安売りしてしまった。給与交渉は自分でやるのが苦手なら、転職サイトのアドバイザーに任せるべきだった。
教訓
提示された条件がすべてじゃない。経験年数に応じた加算、資格手当、オンコール手当、通勤手当など、交渉できる項目は複数ある。遠慮する必要なんて全くない。病院側だって交渉されることは想定してるし、看護師が不足してる病院なら多少の上乗せは普通にある。
失敗3:焦って決めてしまった
何が起きたか
1回目の転職で失敗した病院から逃げ出すとき、「早く辞めたい」が先行して、最初に内定が出た病院にすぐ決めてしまった。他にも2つ候補があったのに、比較検討する余裕がなかった。
結果的に訪問看護は自分に合ってたから良かったけど、もし合わなかったらまた短期間で転職するはめになってた。運が良かっただけ。
なぜ失敗したか
逃げの転職になってたから。「今の職場から離れること」がゴールになってて、「次にどんな環境で働きたいか」をちゃんと考えてなかった。だから最初に出た内定に飛びついてしまった。
教訓
転職を決めるまでに最低3つの選択肢を比較する。内定をもらっても即答しないで、回答期限をもらって冷静に考える。内定は複数持てるから、1つ出たからといって他の選考を止める必要はない。
看護師転職で失敗しないためのチェックリスト
- 転職理由を自分の中で明確にしたか
- 次の職場に求める条件の優先順位をつけたか
- 最低3つの求人を比較検討したか
- 職場見学に行ったか
- 離職率・残業時間・教育体制を確認したか
- 給与交渉をしたか(もしくはアドバイザーに任せたか)
- 焦って即決していないか
- 「逃げ」じゃなく「攻め」の転職になっているか
失敗は無駄じゃなかった
1回目の転職で失敗した経験があるから、2回目・3回目は慎重に動けた。3回目の転職(クリニック)では、転職サイトを3つ登録して、アドバイザーに内部情報をたっぷり聞いて、見学も2回行って、給与交渉もしてもらった。その結果、今は残業ほぼなし、人間関係良好、給与も満足の職場にいる。
転職で失敗することは恥ずかしいことじゃない。看護師は資格があるから何度でもやり直せる。でも、できれば最初から失敗しないほうがいいよね。私の失敗が、あなたの転職の教科書になれば嬉しい。
参考:日本看護協会
参考:eナースセンター

