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看護師歴10年、総合病院→クリニックへの転職経験あり
転職のタイミング、いつがベスト?
「転職したいけど、いつ動くのがいいんだろう?」って迷ってる看護師さんへ。結論から言うと、看護師の転職には「黄金タイミング」がある。時期を間違えると求人数が少なかったり、ボーナスを損したり、引き止められて面倒なことになったりする。
私は3回の転職で3回とも違う時期に動いたから、それぞれのメリット・デメリットを身をもって知ってる。その経験をもとに、ベストなタイミングを解説するね。
求人が増えるのは1月〜3月と9月〜11月
1月〜3月:一番求人が多い時期
年度替わりに合わせて4月入職の求人が大量に出る時期。病院側も4月に新体制を組むから、中途採用も積極的。求人の選択肢が一番多いのがこの時期。
ただし、ライバルも多い。同じタイミングで転職活動する看護師が増えるから、人気の病院やクリニックは競争率が上がる。早めに動いて12月〜1月には面接を受けておくのがコツ。
9月〜11月:秋の求人増加期
10月入職に合わせた求人が出る時期。春ほどではないけど求人数は多め。夏のボーナスをもらった後に退職する人の補充で、急ぎの求人もある。好条件の非公開求人が出やすいのもこの時期。
私が3回目の転職で動いたのがこの時期で、クリニックの好条件求人に出会えた。ライバルが少ない分、じっくり選べるのがメリット。
ボーナスを損しない退職タイミング
ボーナス支給後に退職届を出す
これ超大事。ボーナスの支給日は一般的に6月と12月。支給日を確認してから退職届を出すのが鉄則。支給日前に退職届を出すと、減額されたり支給対象外になったりするケースがある。
就業規則で「支給日に在籍していること」が条件になってる病院が多いから、退職届はボーナスをもらった翌日〜1週間後くらいに出すのが安全。
理想的なスケジュール
- 6月ボーナス後に退職する場合:3月〜4月に転職活動→6月ボーナス後に退職届→7月〜8月退職→9月入職
- 12月ボーナス後に退職する場合:9月〜10月に転職活動→12月ボーナス後に退職届→1月〜2月退職→4月入職
経験年数別のベストタイミング
1〜2年目:基本的にはまだ早い
正直に言うと、1年目での転職はおすすめしない。基本的な看護技術が身につく前に辞めると、次の職場でも苦労する。ただし、パワハラや違法な長時間労働がある場合は例外。自分の心身の健康が最優先。
3〜5年目:転職市場で一番需要がある
基本的な看護スキルが身についていて、でもまだ若いから吸収力もある。病院側が一番採用したい層がこのゾーン。選べる求人の質も量も最高の時期。キャリアの方向性を変えたいなら、このタイミングが動きやすい。
5〜10年目:専門性を活かした転職
中堅ナースは即戦力として重宝される。リーダー経験やプリセプター経験があれば、管理職候補としての採用もある。専門看護師や認定看護師の資格があればさらに強い。私がクリニックに転職したのも8年目だった。
10年以上:管理職or専門分野にシフト
ベテランナースの転職は、一般スタッフよりも師長・主任クラスのポジションや、専門分野の指導的立場での求人が中心。年齢的に夜勤がきつくなる時期でもあるから、日勤のみの職場への転職も多い。
「今すぐ辞めたい」ときの対処法
退職までの最短ルート
法律上は退職届を出してから2週間で辞められる。ただし、就業規則で「1ヶ月前」「3ヶ月前」と定められてることが多い。円満退職するなら就業規則に従うのがベスト。
どうしても今すぐ辞めたい場合は、退職代行サービスを使う手もある。看護師でも利用者は増えてるよ。引き止めがひどい場合は選択肢に入れていい。
引き止められたときの対応
看護師不足の現場では、退職を申し出ると必ずと言っていいほど引き止められる。「人が足りない」「もう少しいてくれ」「異動で対応する」。気持ちはわかるけど、自分の人生は自分で決めていい。
「退職日は◯月◯日です」と明確に伝えて、「相談」ではなく「報告」のスタンスでいくことが大事。曖昧にすると延々と引き止められるから注意。
転職活動に必要な期間の目安
看護師の転職活動期間は平均で1〜3ヶ月。転職サイトに登録してから内定まで早い人で2週間、じっくり派で3ヶ月くらい。
退職手続き(引き継ぎ含む)に1〜2ヶ月、有給消化に2週間〜1ヶ月。トータルで考えると、「転職したいな」と思ったら3〜4ヶ月前から動き始めるのが理想的なスケジュール。
焦って即決すると私の1回目みたいに失敗するし、慎重すぎると好条件の求人が埋まっちゃう。バランスが大事だけど、看護師の求人は年中あるから、完璧なタイミングにこだわりすぎなくても大丈夫だよ。
参考:日本看護協会
参考:厚生労働省 労働基準法
